帰宅部の活動内容【N.Daigo】～Season 2～

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３年生に進級して、

今日は始業式と入学式。

そして、

一大イベントの

クラス替え。

西「A～！！」

学校について、

クラス表が貼ってある体育館前に行くと、

西畑がなにやら呼んでいる。

「はいはい、なんですか」

目立つからやめて…

って思いながら西畑の方へ向かう。

西「クラス別々やった…」

「…ほんま？」

西「ほんまにほんま。

で、なぜか！正門と同じやで」

正「よろしくなー」

西畑の隣にいた正門が、

笑顔でそう言った。

きっとざまあみろとでも思ってるんでしょう。

「…まじか」

西「ありえへん…ほんまに。

好きな男子とか作らんといてよ！」

「それは無いけど…」

それは無いけど、

逆に心配なのはこっち。

西畑って、

こんな整った顔やから

モテるねんな。

ほら、

今やって近くの女子が

西畑くんと同じクラスやった～♡

なんて言ってるやんか。

私に言いよる男子なんてまずおらへんやろうけど、

西畑に言いよる女子はたくさんおる。

それが心配。

テンションガタ落ちの西畑と別れ、

正門と一緒に

3年２組へと向かう。

西畑は４組で、

階が違うから結構離れてる。

正「残念やったな～」

「…うん」

優しい正門は

リア充爆発しろとか言ってるけど、

そう言って慰めてくれた。