ハンドマッサージ ページ17
とある日の楽屋。
「あれ?みんなは?」
神「スタジオ入ってるわ。俺とAは順番最後やから、まだゆっくりしててえぇよ。」
「そっか。」
神「A、手ぇ貸してみ?」
「ん?」
神「メイクさんに、ネイルオイルもろてん。塗ったる。」
隣に座って、神ちゃんに手を出すと、握って爪にオイルを塗ってくれた。
神「綺麗な爪やね。」
「ふふ。ありがと。」
神「ついでに、教わったハンドマッサージもしたるな?」
オイルを手全体に塗って、マッサージを始めた。
「…いい匂い。」
神「Aの手、すべすべで気持ちえぇ。」
「あ、そこ、気持ちいぃ、、」
神「ちょ、変な声出さんといて。やらしぃ気分になってまう。」
「そんなつもりじゃなかったんだけど…。そんな風に言われたら恥ずかしいよ。」
神「ごめん、ごめん。今のは俺があかんな。」
神ちゃんの手の温度が伝わって、温かくて気持ちいい。
「神ちゃんの手、温かい。」
神「やっぱマッサージって、手だけでも結構エロいな。」
「そ、そぉ?」
神「今度、全身マッサージしたるわ。」
「なんか、その言い方、やらしぃ。」
なんかハンドマッサージすらも、やらしく思えてくる。
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作者名:aoyori | 作成日時:2019年3月10日 21時