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「で…お前が現れた」
目の前の男を指差した
「お前が敵か味方か分からんかった
やけどお前が現れてからAと淳太の接触が増え始めた
やからお前を要注意人物として神ちゃんに見張ってもらった」
Aが淳太にご飯に誘われたと聞いて
心臓の鼓動が早まった
俺がしばらく顔出してない間に何があったんや
やけど起こってしまったことはしょうがないから
これからどうするか対応しなければならない
なんとか行かせない理由をつけてみるけど
子供騙しにさすがのこいつも論破してきた
“神ちゃん今夜淳太を尾けてくれる？”
もう頼れるのは神ちゃんしか居なかった
神ちゃんは諜報活動をしているから
尾行してもらうにはぴったりだった
さすがにバーカウンターと個室やから
会話は聞くことは出来んかったみたいやけど
ちゃんと無事に送り届けてくれて助かったわ
「…ああ、黄色のドレスの日か」
「お前が消えた日や」
「だってぇ…バレそうやってんもん」
「警察は守るんちゃうんか」
「……私は公安で
潜入調査としてAのところに居候してました
だから身元がバレないようにしなきゃいけなかったんです」
小瀧は口元に指を当てて胸から手帳を取り出した
「潜入中は持ってないけど今は警視庁にいるから
携帯していますが「小瀧ちゃうやん」
「そりゃ…“小瀧望”は偽名ですよ」
まぁ覚えられたら困るんで小瀧でお願いしますよ
先程までのラフなキャラクターが嘘であったかのように
口調が変わり表情のないお堅い人間が現れた
「あなたも藤井Aを騙していた
お互い様でしょう？」
「…Aは何を騙していたんですか？」
「藤井Aから許可はもらっていますから
特別にお話しします
まず藤井Aは私たち公安の協力者です」
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sana(プロフ) - れんにゅうさん» ありがとうございます！マイペースに更新してますが良かったら見守ってください！ (2020年11月16日 1時) (
レス) id: d981d5d6e5 (このIDを非表示/違反報告)
れんにゅう(プロフ) - 一番更新を楽しみにしてる作品です！応援してます！ (2020年11月13日 6時) (レス) id: 310c7553b6 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - みりんさん» 感想ありがとうございます！マイペースですが完結できるように頑張ります( ＾∀＾) (2020年10月26日 22時) (レス) id: d981d5d6e5 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな作品です！！！！！切ないのになんでか心がふわっと温まるようなお話です。無理せず完結に向けて更新頑張ってください(^^) (2020年10月20日 23時) (レス) id: e6029a3436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana | 作成日時：2020年10月20日 20時
