tell the truth (Daiki) ページ27
「最後やな…
名前をフルネームでお願いします」
「重岡大毅です」
「じゃあさっそく「あの…」
「その前に…
先日はAを助けてくださってありがとうございました
…小瀧さん」
遡ること約３日
「うせやん」
神ちゃんがAごと車を盗んでいった
俺は一体何が起きたかわからず
とりあえずAに電話しようとした
「ストップ」
が、後ろから伸びてきた手に遮られた
「えっと…」
「お久しぶりです」
振り返っていたのは、以前Aの部屋にいた男だった
「説明している時間があまりない
重岡さん…僕らの“協力者”になってもらえませんか？」
「は？」
緊迫した俺とは逆にラフな格好に合う笑みを浮かべた
「Aを助けたいですよね」
「え…」
「あなたと僕の目的は一緒です
だから協力してください」
その一言で頷くのには十分だった
そこからの小瀧さん、もとい警察の動きは早かった
Aのスマホにダウンロードされたアプリで車内の盗聴と居場所の把握
事務所の押さえ
バーへの突入
俺はAを守るって言ったのに
「…無力でした」
あの時小瀧さんがいなかったら
どうなっていたかを想像すると悪寒がする
「いや、普通の重岡さんに無理やろ
俺ら法律のギリのギリで捜査してますから」
落ち込んだ俺を目の前の男は資料を読みながらバッサリと切り捨てた
初めて会った時に感じたイライラは
多分…いや絶対…性格の不一致やな
「それに…」
資料に目を通り終えたのかバサリと机に放り投げ
目線だけ俺に向けた
「あれは藤井Aが計画してやったことだ」
「は？」
目の前の男からの思いがけない言葉に
力の抜けた声しか出なかった
***
ぼちぼち復活します
３月までにすべての作品終わらせるペースで
頑張りますねー
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sana(プロフ) - れんにゅうさん» ありがとうございます！マイペースに更新してますが良かったら見守ってください！ (2020年11月16日 1時) (
レス) id: d981d5d6e5 (このIDを非表示/違反報告)
れんにゅう(プロフ) - 一番更新を楽しみにしてる作品です！応援してます！ (2020年11月13日 6時) (レス) id: 310c7553b6 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - みりんさん» 感想ありがとうございます！マイペースですが完結できるように頑張ります( ＾∀＾) (2020年10月26日 22時) (レス) id: d981d5d6e5 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな作品です！！！！！切ないのになんでか心がふわっと温まるようなお話です。無理せず完結に向けて更新頑張ってください(^^) (2020年10月20日 23時) (レス) id: e6029a3436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana | 作成日時：2020年10月20日 20時
