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Trigger ページ2

「えっ!?牧さん!!大丈夫!?」


「…すみません、貧血持ちで…」


俺の大きな声で周囲の人が異変に気付いてくれて


『隣の部屋、今空いてるから寝てきて良いよ』


って言ってくださったから


牧さんに歩けるか確認して連れて行った


「ごめんなぁ、きづかんくて」


「いえ…私こそ体力なくてすみません」


横になって休んでいる牧さんはやっぱり辛そうで


「なんか飲みもん飲む?買ってくるで」


「いや…それは…」


「貧血なら、なんか飲んだ方が落ち着くやろ」


「じゃあ…ミルクティーいいですか?」


でも意外と可愛いもの飲むんやなぁって知れて


ちょっとだけ優越感を感じた






「ほい、買ってきたで」


目を閉じていた牧さんの頬に温かいミルクティーの缶を当てたら


「…ありがとうございます」


ってフワッと緩やかに微笑んでくれて


普段とのギャップに一気に気になる存在へ変わった







やけど



「まーーーきーーーさん、ご飯」


「行きません」








「まきさーーーーー」


「お断りします」


「まだ何も言うとらんやん!」



ガードが固い


固すぎる!


牧さんは綺麗やから俺みたいにご飯誘う輩は何人かいたが


この鉄の心を打ち破ったものはおらず


結局生き残ったのは俺だけだ

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sana(プロフ) - 梅子さん» 初めまして!コメントありがとうございます!頑張って完結します(^^) (2020年5月3日 13時) (レス) id: d981d5d6e5 (このIDを非表示/違反報告)
梅子(プロフ) - 二人の初々しい感じがドキドキします。これからも楽しみにしています^^ (2020年4月30日 0時) (レス) id: 6cf0795d13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sana | 作成日時:2020年4月22日 2時

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