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第一印象は病弱そう


「牧Aさん」


入社5年目に中途採用で入ってきた彼女は


入社式の挨拶で俺と同い年だと言っていた


スーツのパンツがぶかぶかに見えるくらい細くて


雪のように肌が白かった





彼女は経理部に配属されたから


「牧さん、これお願いします」


営業の俺とは接点があったけど


「わかりました、処理しておきます」


割と素っ気なくてクールな女性


仕事は新人さんなのに


めちゃくちゃ手際良くて上司の人たちがめっちゃ褒めてて


『愛想がもっと良ければなぁ』


とか


『前の会社、男関係で辞めたらしいから


態度が素っ気無いんじゃない?』


とか言われていた








ある日


「重岡さん」


「えっ…どうしたんすか?」


営業のところに牧さんが来てて


初めて名前を呼ばれたから驚いた


「ここ、記入漏れです」


「わっ!ほんまや!わざわざすみません!」


「…いえ、仕事ですので」


すぐ書きます、って言って牧さんには立って待ってもらっていた






「かけた!お待たせ!」


…あれ?


「牧さん?なんかいつも以上に顔色…」


異変に気付いて声をかけたときには遅くて


彼女はその場に座り込んでしまった

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sana(プロフ) - 梅子さん» 初めまして!コメントありがとうございます!頑張って完結します(^^) (2020年5月3日 13時) (レス) id: d981d5d6e5 (このIDを非表示/違反報告)
梅子(プロフ) - 二人の初々しい感じがドキドキします。これからも楽しみにしています^^ (2020年4月30日 0時) (レス) id: 6cf0795d13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sana | 作成日時:2020年4月22日 2時

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