娘とは9. ページ10
『ただいま…』
物音一つ聞こえない家。
この日は、お父さんはほとんど家にいない。
きっとお母さんを思い出すから。
でも、それは私も一緒だった。
「おかえり」って笑顔でお母さんが帰りを待っててくれて、「ご飯だよ」って温かい美味しいご飯を作ってくれて。
そんな当たり前が私のせいで崩れてしまった。
お母さんの温もりも匂いも感じなくなった、お母さんの部屋。
10年前と何一つ変わらない部屋。
1年に１回だけ、この部屋に来てしまう。
自分の罪を確かめるため。
前に進むために。
『ごめんね…お母さん…』
届くことがないのは分かってるのに、
意味の無い自己満足の言葉だった
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uka8502(プロフ) - 面白い!!面白い!!更新頑張って!!これからも応援しているので！ (2020年5月4日 18時) (
レス) id: 7913de20e0 (このIDを非表示/違反報告)
(名玲香(プロフ) - とても面白かったです！頑張って下さい！ (2020年3月2日 5時) (レス) id: 56e82b5794 (このIDを非表示/違反報告)
れれれのれのれ - 更新頑張ってくださいぃぃ！待ってマァァアワァす (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 更新待ってます！頑張ってください！！ (2019年5月3日 21時) (レス) id: 98b8c85960 (このIDを非表示/違反報告)
Aira*(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月11日 17時) (レス) id: 2e236b2980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：west | 作成日時：2017年8月23日 21時
