心地良い眠り ページ20
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Aside
車まで淳太くんに支えてもらって、一緒に乗る。
さと「中間さん、ごめんなさいね」
淳「いえ、Aがすみません。」
『ごめん』
淳「ええよ」
頭を軽くポンってしてくれた。
病院に着いてお医者さんに見てもらう。
医者「捻挫ですね。
1週間程安静にしてれば問題ないですよ。
あと、軽い栄養失調と貧血を起こしてます。
目眩の原因もそれでしょう。
なので、点滴をして帰って下さいね」
『分かりました』
点滴を打ってもらって横になる。
1時間ちょっとらしい。
淳太くんがさとっちゃんに連絡してくれたらしく、
帰りは淳太くんの車で
お家に送ってくれることになった。
淳「食べてなかったん？」
『ここ2、3日は、水とゼリーかな』
淳「あかんやろ？ あれだって...
まぁ、後で理由は聞くけどさ。
今日は泊まるから、家。」
『うん、ごめん』
淳「寝てもないん？」
『眠たくならんくて、
寝たとしてもすぐ目が覚めるから…』
淳「そっか。
じゃあ、今から俺車取りに行くから、
それまで寝とき。
寝れんでも目つぶってるだけでもええからさ」
『ありがとう』
淳太くんが車を取りに行ってくれた後、
目をつぶってみる。
神ちゃんの言葉を思い出していると、
私は自然と眠っていた。
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作者名：コスモス | 作成日時：2020年5月14日 17時
