特別扱い ページ33
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Ryusei side
今日はAとメンバーと飯。
Aと隣になって、距離が近いわけよ。
だから、喋るときにこっち向いたら、
余計近くて…
平然を装ってるけど、ほんまはヤバいねん。
無意識って怖い(笑)
Aは自分のこと人見知りとか言うねんけど、
全然人見知りちゃうねん。
ええ距離感を保ってくれるし、フレンドリーやし。
だから、メンバーともすぐ仲良くなっとって。
呼び方も変わって。
今までは俺が1番仲ええからって油断してたけど。
んー、ちょっと動かな、電話しよう。
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流「もしもし」
『もしもし』
流「家着いた?」
『着いた!今日はありがとう。』
流「こちらこそ、あのさ」
『ん?』
流「前は君付けでええって言うたけど、
やっぱりあかん」
『どういうこと?』
流「だから、流星って呼んで」
『ほんまに言うてる?』
流「ほんまに、あかん?」
『んー、じゃあ頑張る、でもなんで?』
流「他のメンバーの呼び方も変わるからさ、
変えて欲しくて。」
『変な理由やな(笑)
おっけー、頑張る。じゃあ、流星、おやすみ』
流「おやすみ」
これで1歩リードちゃう?
今までAが呼び捨てで
誰かを呼んでるところ聞いた事ないし。
俺も眠くなってきたし、寝よ。
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作者名:コスモス | 作成日時:2020年4月24日 14時