これは、もう運命でしょうか。 ページ21
you side
さてと、もう自宅に到着する。
楽しかったなぁ今日。
「じゃ、あたしはここだから」
重「じゃ、俺ここやから」
ん?
んん!?!?!?
重「え、俺ここのマンションやけど?」
「いや、あたしもここのマンションだけど?」
重「うそやんwwちなみに俺601号室やで?」
「…あたし602号室だよ!?」
重「なんでなん!?」
「ほんと…なんで!?」
あたしたちはマンションの前
もう割と夜中だけど
二人で大はしゃぎ。
高校の同級生で
会社の同期で、同じ部署で
家もまさか隣だなんて。
これはもう喜ぶでしょ普通に。
エレベーターに乗って
あたしたちはお互いの家の前。
重「ほな、また明日」
「うん、また明日」
重「おやすみ!」
「おやすみ!」
そう言い合って
あたしたちはそれぞれの家へ。
「お父さん、お母さん、ただいま」
二人の写真に挨拶をして
あたしはベッドへダイブ。
…学生時代って、本当に普通だったのに
なんか、今とても実感してる。
あたしの人生捨てたもんじゃないって。
こんなに優しい人たちに囲まれて
仕事も楽しくできてて、幸せだ。
シゲも隣の部屋にいるって事もわかって、
本当にあたしは幸せだな…
あたしはこの時、
まだ気づいていなかったんだ。
これからあたしに訪れる
たくさんの幸せの大部分を
あたしに注いでくれる人がすぐ近くにいるなんて。
〜♪
その時あたしのスマホにLINEが入った。
しげおつかれ〜。明日一緒に会社行こーや
Aおっけー
断る理由もないし、
あたしはオッケーした。
なんかすごくうれしいな。
…でもなんでこんなにうれしいんだろう。
「ま、同期だもんね。仲良くして当然でしょ!」
そう呟いて、あたしはスマホをテーブルへ置いた。
・
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作者名:おおかみ | 作成日時:2020年8月26日 22時