検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:10,593 hit

月日は流れ。 ページ13

you side



この職場、仕事にもだんだんと慣れて
気がつけばもう世間はクリスマスモード。





重「Aはクリスマス予定あんの?」


「ないない!ぜーんぜん!でも年始までに完成させなきゃいけない資料があるから、きっとクリスマスは家でおとなしくしてるよ」


重「へぇ・・・ほんならさ、」


「ん?」


重「一緒にクリスマス過ごさへん?」


「は、?」





シゲはあたしに笑顔を見せてるけど・・・
なんであたしと?





シゲって彼女いないのかな?








重「・・・なんやその顔(-_-)俺がクリスマス誘ったらあかんのか?!」


「い、いや!そういうわけじゃないけど・・・」


重「もしかして、彼女おるんかな〜とか気にしてる?」


「はい。そうですね、はい」


重「おれへんて彼女なんて!Aこそどうなん!?」


「あたしもいませんよw ・・・ていうか気付くでしょ普通!クリスマスに一人で資料作るって言ってんだから!」


重「あ、そうか!それもそうやな!」








なんだ、彼女いないんだ。
ものすごく意外なんですけどね。←





重「なぁ、」


「なにー?」


重「Aはいつになったら淳太と濱ちゃんって呼ぶん?今でも敬語やんな?」


「うーん・・・いつとか決めてないけどなぁ・・・そのうちタイミングがあればって感じ?」


重「ほぉ〜・・・あ!そうや!もう聞いた!?新人来るらしいで?」


「この部署に?」


重「どうなんやろな・・・でも結構今この部署も人数に対して仕事量が半端やないからなぁ・・・中途採用って言うてたけど」


「ふーん・・・まぁ新人さんが来たらちゃんと面倒見てあげなさいよ、重岡くん!」


重「なんで俺やねん!多分Aが教育係やと思うけどなw」


「あたしはほら・・・ちょっと新人とかにナメられそうでしょ?w」


重「あー・・・分かるかも、w」


「・・・はぁ、・・・あ、もう定時回ってるし!あたし帰るよ!」


重「え!?帰るん!?」


「用事あるから!おつかれ〜」





あたしはそのままダッシュで着替えて
別のビルへと急ぐ。








そう、掛け持ちしてるから。









生活は決して楽ではないから、
少しでも足しにできたらって思って。









会社から歩いて20分ほど。
そこがもう一つの職場なんだ。
清掃の仕事をしているあたしは、
誰に会うか分からないし、マスクと眼鏡してる。






さ、頑張るか。





大失敗と癒やしの存在。→←憧れてた人は君でした。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 重岡大毅 , 小瀧望   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おおかみ | 作成日時:2020年8月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。