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＿ 黄 ＿
リビングに薬を取りに行くと、
ソファに横になるってるともがいた。
ちょっとだけ咳が出るみたいで、
たかと大毅が見てくれてる。
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｢たか、望が体調崩したから見てるわ。｣
紫 ｢うん。ともは任せとき。｣
｢ありがとう。
とも、苦しかったら吸入してな。｣
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少し会話をして、望のところへ急ぐ。
熱が高くて、吐き気も目眩もするみたい。
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｢望、薬飲もか。身体起こすで？｣
桃 ｢………… ん、まってっ、｣
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目眩が酷いみたいで、
起こそうとしたら、ぎゅっと目を瞑った。
俺も、貧血でよくなるから、よくわかる。
ゆっくりだけど、少しずつ起き上がった。
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桃 ｢………… じゅん、はくかもっ、｣
｢大丈夫やで。ここに吐いちゃい？｣
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いきなり起きたのが悪かったんかな
顔色を真っ青に変えて、戻してしまった望。
すごく気持ち悪いみたいで、息遣いもおかしくなり始めた。
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｢のぞむー？ 大丈夫、落ち着こうな？｣
桃 ｢…………げほっ、はぁ、はぁｯ………｣
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ほんまに苦しそうだったけど、
背中を摩ってると、段々と落ち着いてきた呼吸。
焦ったみたいで、涙まで出てきてもうたみたい。
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｢大丈夫やで。頑張ったやんか。(^^)｣
桃 ｢……ごめんっ、ありがと、｣
｢うん。疲れたやろ？ ゆっくり寝てな。｣
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熱も上がりきったみたいだから、
もう少しすれば下がってくれるかな。
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作者名：Aoi | 作成日時：2019年8月9日 17時
