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○ ページ43
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＿ 紫 ＿
「 大毅〜？……ぅわっ、大毅、！！ 」
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大毅が電話で言ってたとおり
3階の小児科にある1番奥のトイレに入った
鍵が空いてた個室を覗くと
大毅が床に倒れとった
声を掛けても、返事が帰ってこうへんから
たぶん、意識なくしてもうてる
どうやって運ぼうかな、って考えてると
数人の看護師さんが担架を持って駆けつけてくれた
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「 大毅、ちょっと体動かすよ〜？ 」
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聞こえてへんかもしれんけど
大毅に声は掛けて、寝かせられる場所に運んだ
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熱はかると、結構高めで
もしかしたら、朝からしんどかったんかな
体調悪いって、伝えてくれたらよかったのに
まだまだ熱下がらなそうやし
大毅の様子見たいから、俺も仕事を早退することにした
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作者名：Aoi | 作成日時：2019年8月9日 17時
