病弱な中間家 Ⅱ (ページ42)

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○ 頼ることページ42

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＿赤＿

朝から、なんとなく怠い気がして
ああ、体調崩してるな、なんてって思っとった

熱もないし、休むわけにもいかんから
頑張って仕事には来た

でも、時間が経つにつれて
辛くなってきて
歩いてるだけなのにふらふらしてきて

気分も悪くなってきてもうた

もう、あかんかも、

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「 ………けほっ、ぉえっ、、げほ、」

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走ってトイレに来て、個室に閉じこもった

ほんまに気持ち悪い…

長い間、ずっと吐き続けてた

吐き疲れたんか、頭が働かんくて
脱水になってる気もするわ、

しんどい、もう動けへん…

持っていた病院用の携帯で
同じ病院で働いとるたかに電話をかけた

淳太は今日、休みって言ってたから

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紫「……はい、中間です、」

「 ………たか、、大毅やねんけどさ、」

紫「大毅？どうしたん？」

「 ………さっき吐いて……しんどくて動けへん、助けて… 」

紫「吐いたん？どこのトイレ？」

「 ………3階、小児科の、いちばんおく… 」

紫「わかった、今から行くから、待っとってな？」

「 ………っん、、」

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一応、トイレにある非常ボタンも押して
誰かが来てくれるのを待った

待ってる間も、気分悪くて
座ってるのに視界がぐるぐると回って

気失ったんやと思う

気づいたら、自分の部屋に居った

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