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「そんなかわいい声だしといて反応しないわけないでしょ…」
「そうなの…？」
「当たり前じゃん！！いい加減そろそろ気付いてよ…」
何を？なんて思ったけど、それ以上言うと怒られそうだからやめた。
それよりも、今は彼を感じたい。
恥ずかしさよりもその感情のほうが上回って、素直に感覚を味わえた。
翔くんは何度も俺にキスをしては、好きだ、とか、かわいい、とか言っていた。
この度に体は反応して、自分じゃないみたいだった。
俺たちは気持ち良くて、時間を忘れてずっとベッドの中で触れ合っていた。
朝起きると、目の前に翔くんの顔が。
しかも俺を抱きしめたまま腕を絡ませて眠っている。
足が妙にリアルな感触だなって思って毛布の中を見ると、お互い全裸だということに気付く。
俺は慌てて起き上がった。
嘘、
俺、ついに翔くんと…！
「お尻の感覚はどうなの〜？」
「お尻…？」
「うん。痛かったり、ピリピリしたりしない？」
「ぴりぴり？」
リビングでは先に起きた雅紀と潤くんがコーヒーを嗜んでいた。
お尻を触ってみても、特に違和感はない。
「全然痛くないの？」
「う、うん…別に、普通…」
雅紀は潤くんのほうを見て、互いに笑い合った。
「なぁんだ。昨日すーっごい喘いでたからてっきりやっちゃったのかと思ってた。ラッキー！」
「えっ、えっ！？なに、どういうこと？」
つか何がラッキーなんだ？
「昨日はすごかったよねぇ。あーっ、しょうくんだめぇ〜！とか言って、俺まで起っちゃってトイレで２回くらい扱いちゃったよ」
「櫻井は櫻井で面白かったけど。あー、智くんかわいいよ俺イキそう！とかって」
「そ、それは本当なの…？」
だんだんと記憶がよみがえってくると、確かに俺は翔くんと触れ合って…
そういえば普段触らないとこも触られて…あー、俺もしかしたら変なこと言っちゃったかも。
だって翔くんの手が気持ち良いんだもん…。
あれ、でもそのあとどうしたんだっけ。
イって、翔くんもイって、でも、お尻は痛くない…。
「あっ！！！」
「何、どうしたの？」
「俺、お酒飲んで眠くて…」
「寝ちゃったの？」
「うん…」
爆笑する二人をよそに、まだ難関はクリアできていなかったのだと実感。
次はちゃんと話し合って、いろいろ調べてからにしよう。
翔くんの幸せそうな寝顔を見ながら、ごめん、と心の中で謝った。
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京(プロフ) - 富喜田さん» そう言ってくださって嬉しいです！がんばります！！ (2020年7月12日 18時) (
レス) id: 877cf6680c (このIDを非表示/違反報告)
富喜田 - 何度もすいません。 すごく心に突き刺さりました。 大好きです！ (2020年7月10日 17時) (レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
京(プロフ) - 富喜田さん» はい、ありがとうございます！！ (2020年7月10日 1時) (レス) id: 877cf6680c (このIDを非表示/違反報告)
富喜田 - 面白かったです！ これからの進展楽しみにしてます。 頑張ってください。 (2020年7月8日 6時) (レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京
| 作成日時：2020年7月7日 17時
