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テスト期間はほぼ毎日図書室で潤くんと過ごした。
彼女はいいのかと聞いたら、彼女という彼女はいなくて、自分から告白したのなんて久しぶりだったそう。
彼は本当に頭が良いみたいで、俺みたいなやつに付き合ってくれるのは本当にありがたかった。
そんな中、翔くんも部活が休みになってくると、当たり前だけど一緒に勉強しないか、というお誘いが来た。
「智くん、今日書道でしょ？俺弟迎えにいくから、そのあと少し一緒にやらない？」
「あっ…実は今日は俺教室出ない予定なんだ」
「そうなの？珍しい。どうして？」
「試験勉強しろってうるさくて…」
「じゃあ俺とやろうよ。うち使ってもいいしさ…」
どうしよう、なんて言おう。
翔くんも潤くんも(今となっては)大切な友達だ。
当然ながら今日も図書室に行く約束をしている。
俺たちは毎日のようにLINEをしていたし、お昼も一緒に食べていた。
でも放課後だけは、何か理由をつけて帰っていた。
そろそろ本当のことを言うときが来たのかもしれない。
「翔くん、実は…！」
「残念。智は俺と約束あるから。他のやつとやれば？あの女の子とか」
「…松潤？」
急に潤くんが割り込んできたと思ったら、挑発するような台詞を吐く。
翔くんはどういうことかと眉を潜めた。
「智は今俺と勉強してんの。やましいことはしてないよ。ほんとただ一緒に教え合ってるだけ」
「いや、俺がほとんど教えてもらってんだけど…」
「まあ、どっちでもいいじゃん。だから残念だけど智と遊ぶのは期末終わるまで待ってもらえる？」
なぜこのタイミングでそんな発言をするのか…。
翔くんは明らかに不機嫌な表情で言った。
「別に俺は遊びに誘ってるわけじゃない。ただ智くんと…」
「どっちにしたって俺のほうが先に約束してたんだから。悪いけど一緒にとかは無しだからね」
「誰がお前なんかと…！智くんも、どうして松潤と！？だってこいつは智くんのことを襲おうと…」
「じゃ、智が襲われそうになったとき何してたわけ？」
「なに…？」
「潤くん、やめて！！」
その話は彼にはしてないのに。
俺が図書室で数人に襲われそうになったなんて。
そんなこと聞いたら、きっと彼は黙っていられない。
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富喜田 - めっちゃよかったです。 本当に1日の楽しみです！ 大学生編頑張ってください。 この話に出てくる大野さん すごくタイフです。 (2020年7月7日 17時) (
レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
富喜田 - 大学生編！？ めっちゃ楽しみです！ いつまでも待ってます!!! (2020年7月7日 6時) (レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
京(プロフ) - 富喜田さん» 富喜田さん、ありがとうございます！！まだ大学生編と続くのでぜひ楽しみにしていてください！ (2020年7月6日 22時) (レス) id: 877cf6680c (このIDを非表示/違反報告)
富喜田 - 本当に最高です！ 続きがとっても楽しみです！ 頑張ってください。 応援しています!! (2020年7月6日 17時) (レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
京(プロフ) - 猫さん» 猫さん、ありがとうございます。頑張る糧にいたします！ (2020年6月25日 0時) (レス) id: 877cf6680c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京
| 作成日時：2020年6月22日 0時
