未来を見て、 (ページ17)

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じゅうろくページ17

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『重岡先生！そうたくんが！』

新しく来た草間そうたくん。

お母さんたちは何か分からずポカーンとしているところを個室に連れて話した。

赤「心臓病は心臓の疾患の総称で心疾患とも呼ばれます。全身へ血液を送るポンプという性質上、重篤な症状を起こすものも多いです。なので、手術をしなければなりません。どんな痛みか虚血性心疾患に判う胸痛は、キリキリ、ズキズキというハッキリとした痛みではなく、なんとなく漠然とした痛み、締め付けられるような感じ、重しで押さえつけられるような感じ。という風に表現されます。また、痛みではなく動悸や息切れ、倦怠感も心臓発作の予兆の事があります」

ですが、

緑「手術が成功する確率は低いです」

ならやらんでください！そんな怒られても。

緑「ダメです！やらないとダメです！やらないと心臓に負担がかかってしまい心臓が機能しなくなります！」

神山先生が個室を出たと思えばそうたくんをベッドに乗せ運び始めた。

なぜか他の人も乗り気で、手術の準備をしている。まぁええか。今日で最後やと思えばええ！

赤「手術、成功しました！」

『ありがとうございます！』

そういえば濱田先生なんで来なかったんやろ。