夢見草の下で＿＿＿【時透無一郎】 (ページ4)

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花びらが４枚ページ4

炭治郎side

「殺してやろう」や「うむ」やら「そうだな、派手にな」と怖い声が聞こえてきた。

そんな中、木から声が聞こえてきた。

？「…そんなことより、冨岡はどうするのかね」

！？

「拘束もしていない様に俺は頭痛がしてくるんだが。

　胡蝶めの話によると隊立違反は冨岡も同じだろう。

　どう処分する。どう責任を取らせる。どんな目にあわせてやろうか。

　 …何か言ったらどうだ、冨岡」

＿＿蛇のようにネチネチとした特徴的な声、蛇柱・伊黒小芭内＿＿

「…」

___いつも冷静で言葉足らずな、水柱･冨岡義勇＿＿

「まぁ、いいじゃないですか。大人しくついて来てくれましたし。処罰は後で考えましょう、
　それよりも私は坊やの方の話が聞きたいですよ」

＿＿少し毒舌だけど、いつも笑顔を絶やさない、蟲柱・胡蝶しのぶ＿＿

俺のせいで富岡さんまで…

……っ

炭「ゲホゲホっ！」

俺が喉を痛めているのを見かねてか、鎮痛薬を飲ませてくれた。

…楽になった気がする。

炭「……俺の妹は鬼になりました。」

俺は禰豆子が人を食っていないことの話をするが、誰も認めてくれない。

宇「話が地味に回ってるぞアホが。人を食っていないこと。これからも人を食わないこと。
　口先だけでなく、ド派手に証明して見せろ。」

証明って…

無「(何だっけあの鳥…ええと…)」

この人はまるで興味がないな…

　
蜜「あのぉ、でも疑問があるんですけど……お館様がこのことを把握してないとは思えないです。
　勝手に処分しちゃって、いいんでしょうか？」

蜜「いらっしゃるまで取り合えず待った方が…」

炭「妹は俺と一緒に戦えます！鬼殺隊として人を守るために戦えるんです！！

　だからっ！」

？「オイオイ、何だか面白いことになってるなァ」

！？