攻撃始めるトリプルフェイスとスナイパー、加勢するジンの妹ことこの私【名探偵コナン】

実像 ページ4

豪邸の前に佇む私

昨日コナン君と哀ちゃん、二人と別れる前今日工藤邸に来るようにとコナン君にお呼びだしくらった

何でも話したい事があるんだとか

インターホンを押そうと手を伸ばすと不意に何処からか伸びてきた別の手に掴まれた

「こんにちは。あの後大丈夫でしたか？」

『沖矢さん！こんにちは。昨日はお礼も言わず帰ってしまいすみません』

「いえいえ。元気そうで良かった」

夏の日差しに劣らないぐらい眩しい笑顔を向けられる

沖矢さんの登場ですんなりと中へ通してもらえた

リビングで待たせていたコナン君に挨拶する

『コナン君、話って？』

昨日も話したけどまだ言い忘れてたのがあったのかと疑問を投げかける

「沖矢さん、隣座って」

彼が座っていたソファの真ん中の位置から少しずれ、空いたスペースに沖矢さんが座るよう促す

え、待って。本当何の話？先が読めないんだけど

「沖矢さん、もういいと思うよ」

二人で訳の分からないやり取りを終えた後こちらに向き直ると沖矢さんが自らの頭を掴んだ

そしてそのままあり得ない事に沖矢さんの顔が剥がれていく

呆然とする私の前に姿を現したのは翡翠色の目で特徴的な隈の印象が強い＿




「この姿で会うのは初めてだな。九条A」


「......ライ...？」

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