攻撃に入るトリプルフェイスとスナイパー、防御に回るジンの妹ことこの私【名探偵コナン】

攻防 ページ31

「...何故貴方がここに居るんです？沖矢さん」

本当だよ。さっき別れたのに

「何でって、Aさんについてきただけですよ」

「よし、今の発言で証人は二人ですね。Aさん、この人のストーカー行為通報しましょう」

『そうですね。ついでに安室さんのギリギリな言動も通報しましょう』

こうなったら二人まとめて仲良く警察行きだ

無論私に躊躇いは無く、鞄からスマホを探していると腕を掴まれた。両腕を双方から

「安室君、抜け駆けとはずるいですね」

「抜け駆けも何も貴方とは約束なんてしてませんがね」

ギュウウウっと効果音が聞こえてきそうな程腕を掴まれる。痛いですね

「Aさん、僕ですよね？」

「いえAさん、僕といた方が楽しいですよ」

...何が...？

それにこの二人口調似てるから区別しなきゃ分かんないな

沖「Aさん、先程は綺麗な花をありがとうございます」

安「何...？」

『ああ。いえ』

それさっきも聞いたけど。というか沖矢さんは何をしにここに来たの？

安「Aさん？他の男にプレゼントとはどういう事ですか？」

『貴方のものになった覚えは全く無いですね。それにお詫びの品だと...』

沖「...へぇ？僕だけじゃ無かったんですね」

だ か ら！！話を聞いて！

『...はぁ。あのですね』

すると沖矢さんは私の頬に手を添えて、安室さんは自身の指と私の指を絡ませてきた。ひぇぇっ

『集団リンチは引きこもりへの第一歩です』

安「お家デートがお望みですか？意外と強引ですね」

『ポジティブ精神素晴らしいですね』

沖「僕なら家でも嬉しいですよ」

『今の言葉真に受けたんですか素直ですか』

沖「ありがとうございます」

『皮肉って知ってます？』

この人には皮も肉も無いのか








『そもそも私、未成年ですよ！』

「「では振り向かせるまでです」」

『仲いいですね』

＿何処見てるんですか、とまたもや揃って返ってきた

安「これからはどれぐらい僕が貴女を好きなのか行動で示しますね」

沖「僕ならAさんに退屈はさせませんよ」

黒い笑顔で二人が微笑みかけてくる

言葉と顔が伴ってないですが

『...自分の身は自分が守ります』

長期戦？上等だやってやる

今ここに攻防戦の合図がなり響いた

過去〜追憶〜→←全部私のせいですか

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