私、恋しました。【ワルイージ】

5 怪我 ページ6

マリオ「おしっ！今日はこのくらいにしといてやらぁ(怒)」


先程言われた事をまだ根に持っているのだろうか…(汗)


ワルイージ様はヨロヨロとしながらも、立ち上がった。


貴女「だ、大丈夫…？」

ワルイージ「へっ！これくらい、何て事……」


ドサッ


ワルイージ様は倒れてしまった。


貴女「ワルイージ様！？」

私はよろけたワルイージ様を、優しく起こした。


貴女「こんなに血が出てる…！」
ルイージ「待ってて！救急箱持ってくるよ！」


ルイージが救急箱を取りに行っている間、私は自分のハンカチを水で絞って、血を優しく拭き取った。


ワルイージ「やめろよ…そんな綺麗なハンカチ汚すなよ」

貴女「駄目です！こんなに大ケガしてるんですから！」
ワルイージ「大袈裟…」


私は二回程、ハンカチを水で絞って拭く治療をしていた。


すると、救急箱を持ったルイージが走ってきた。

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ルイージ「よし！これで終わり！」


包帯を巻き終えると、ルイージはマリオを引きずって帰っていった。


ワルイージ「A…その……ち、治療してくれて……ありがとな…////」


貴女「いえいえ！大丈夫です！ワルイージ様に何かあったら、西宮Aがかっ飛んでいきます！」


こんな事言っているけど、内心は……


【内心】

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キャアアア！！ワルイージ様にお礼言われたあ！！


デレなワルイージもいい！！！


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【終了】


……ですから……(汗)


貴女「(ワルイージ様に、『愛してるぜ、A…』とか言われたらどうしょおおお！！！)」


また妄想を楽しんでいる私。


ワルイージ「(またコイツ、変な妄想してんな…)」


呆れるワルイージ様。

貴女「あっ！いけない！ワルイージ様は休んでいた方が…」

ワルイージ「俺様は平気だ！！」


貴女「そうですか！良かった…！」ﾆｺｯ

ワルイージ「！？///…調子の………狂うｯ…///」


真っ赤に染まった顔に私は気付かなかった。


ワルイージ様は赤く染まった顔を隠す為に、プイッとそっぽを向いてしまった。


貴女「？どうかしたんですか？」

ワルイージ「なっ何でもねぇよ！！//////」


ワルイージ「(……まさか、Aの笑顔に……ちょっと惚れたなんて…ｯ！………言えねぇよ…////)」

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