kazuma 3 ページ8
これからよろしくなんて言われたけど私はこれから壱馬さんと会うことがあるのだろうか
壱「それつけてればいつでも此処に入れるから俺に会いたくなったら来てええよ」
思っていたことを見透かされたかのようにまた来ていいと言ってくれた壱馬さん
そんな彼からは最初の怖そうな印象は消えつつあって、関西弁が親しみやすさすら出してくる
「私、もっと壱馬さんといたい…かも」
壱「ふはっ、何でそんな自信なさそうなん？」
「なんか分かんないんです、こんな事初めてだから…普通会ってすぐの人にこんなこと言わないですよね？」
ああ、なんか調子狂うな 彼の前ではどうやって振舞ったらいいか分かんない
壱「壱馬でええよ、敬語もいらん」
「壱馬さんっていくつですか？」
壱「22、早生まれだから誕生日は当分先だけど」
「じゃあ私の２つ上だ…やっぱ壱馬さんですよ」
壱「そんな2歳なんて誤差だろ」
あ、標準語に戻った
また数時間しか話してないけど、関西弁の消えた壱馬さんは俺様な有無を言わさない雰囲気があると思う
「学生にとって2歳って結構大きいですよ？」
壱「さん付け辞めなきゃもう会わない」
「え！それはちょっと、、って きゃっ！」
壱馬さんがフイってそっぽ向いちゃったから慌てて身を乗り出したらバランスを崩してしまった
やば、落ちるっ
そう思った瞬間、後ろから腕をぐいっと引っ張られてそのまま抱き止められた
いわゆるバックハグ状態
壱「ほんとアンタって危なっかしい」
「ご、ごめんなさい」
後ろから囁かれるから耳元がくすぐったい
壱「早く言って、5.4.3…」
「ええっ！、えっと… 壱馬？」
首だけ後ろを向いてそう言えば少しだけ壱馬の耳が赤く染まった気がした
壱「アホ、今こっち見んな」
もしかして照れてる？！いやいや、壱馬に限ってそんなことは無いよね
あの落ち着いた彼が一瞬でも取り乱すなんてこと…ある？
なんだか今日のこの数時間だけでいろんな彼の表情を知れた気がした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1298人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
krk(プロフ) - はじめまして！いっちゃん、壱馬くん最高すぎます！！！北ちゃんも楽しみにしてます(*^^*) (2019年8月31日 4時) (
レス) id: 203c39d9ec (このIDを非表示/違反報告)
ぐーりん(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみに見させて頂いてます♪また、壱馬君のお話が見たいです！更新いつも楽しみにしています^_^更新頑張ってください (2019年8月26日 1時) (レス) id: 28842cd990 (このIDを非表示/違反報告)
凛華 - 樹の話や壱馬の話など全部最高です！翔平や北ちゃんの話もみてみたいです！ (2019年8月22日 22時) (レス) id: cc2901e95d (このIDを非表示/違反報告)
ほくぶー(プロフ) - 樹のやばいです！！笑笑北人のも見てみたいです！！ (2019年8月20日 11時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 華さん» ありがとうございます〜！そう言って頂けて嬉しいです^ ^ (2019年8月10日 22時) (レス) id: 9045aa3859 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るな | 作成日時：2019年7月18日 1時
