itsuki.f ページ2
「あれっ、ここどこ？」
さっきの地図通りならテラスは上の階に上がって左に進むとあるはずだ
なのに一向に外の景色は見えない
「また迷子？もー！」
通路を歩いて行くと奥に扉が見えて、やっと着いたか！と重い扉を押す
「へっ…な、に、これ」
扉の奥にあったのはテラスではなくキラキラとカラフルな照明が輝いて、音楽が流れたクラブ空間が広がっていた
下の階にあるクラブとは全然雰囲気が違う幻想的で煌びやかな場所
中には綺麗な外国人のお姉さんとかお顔の整った男の人が何人もいた
「…私、来ちゃいけないとこに入っちゃったんじゃ、、、」
あまりのキラキラ感に後ずさりしていると
？『見ない顔だけど、誰の連れ？』
男の人に声をかけられた
声のした方を振り返ると
私は言葉を失った
声をかけてきた男の人は 紫のジャケットとパンツ、中には柄シャツを着て
綺麗な二重をした目は少し気だるそうな感じで私を見つめる
それがあまりにも艶っぽくて色っぽくて
髪に入った金色のハイライトが彼の色気をさらに加速させる
こんなにも綺麗な男の人がいるんだという驚きでその場で固まっていると
『俺は樹、アンタは？』
低く響く心地いい彼の声にのせて そう言った
あ、名前を言ってくれているのか
ぼーっとしすぎて思考が追いついてなかった
「Aです…」
樹「Aね、覚えた」
いきなり下の名前で呼ばれて(そもそも名字名乗ってないから当たり前なんだけど)顔に熱が集まる
樹「どうやってここまできたの？」
「本当はテラスに行きたかったんです、それで下のクラブで地図を見て歩いてきたら何故かここに…」
「こんなとこ地図にありました？」
樹「ここは地図に無い秘密の場所。本当はパスが無いと入れないし、一般の人はGPSに引っかかって入れないはずなんだけど」
そう言って彼は自分の手首をトントンと指差した
ああ、この入場した時につけられたブレスレットがGPSだったんだ
どうやら私はGPSをすり抜けて地図に載っていない秘密の場所に辿り着いたらしい
やっと状況が理解できたその時
樹「こっちきて」
樹と名乗った彼は私の腕をひいて中へと進んでいった
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krk(プロフ) - はじめまして！いっちゃん、壱馬くん最高すぎます！！！北ちゃんも楽しみにしてます(*^^*) (2019年8月31日 4時) (
レス) id: 203c39d9ec (このIDを非表示/違反報告)
ぐーりん(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみに見させて頂いてます♪また、壱馬君のお話が見たいです！更新いつも楽しみにしています^_^更新頑張ってください (2019年8月26日 1時) (レス) id: 28842cd990 (このIDを非表示/違反報告)
凛華 - 樹の話や壱馬の話など全部最高です！翔平や北ちゃんの話もみてみたいです！ (2019年8月22日 22時) (レス) id: cc2901e95d (このIDを非表示/違反報告)
ほくぶー(プロフ) - 樹のやばいです！！笑笑北人のも見てみたいです！！ (2019年8月20日 11時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 華さん» ありがとうございます〜！そう言って頂けて嬉しいです^ ^ (2019年8月10日 22時) (レス) id: 9045aa3859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2019年7月18日 1時
