立海大家族!6 ページ31
休憩中。コートに不備が無いか見回っていると、幸村と丸井が走ってきた
「あ、真田!A知らない?」
「いや、見ていないが」
「あー、クッソ!何で居ないんだよぃ!」
「何かあったのか…って、もう居ないのか」
嵐のように過ぎ去っていった幸村達を横目に見ながら、コート点検を続けていると、今度は何かが足にぶつかってくる
何かと思って下を見ると、先程まで幸村達が探していた仁王の妹が、床に尻餅を付いて、こっちを見上げていた
「お前は…」
『ぁ…』
まずい、と思ったのか、頬を引き攣らせ逃げようと後退していく
「待たんか!」
『うげ』
そう言って、細い腕を掴むと嫌そうに俺を見た
「幸村達が探していたぞ。何かしたんではないのか?」
『はぁ?ゴカイじゃ!アイツらが勝手に追い掛けてきてるだけじゃ!Aは何も悪くないぜよー!』
と、俺から逃げるために暴れる。と、その時に、俺が掴んでいない方の腕、その肘を擦りむいていることに気がついた
「肘を擦りむいてるではないか」
『え?あ、本当じゃ』
「気づかなかったのか」
『全く』
「はぁ…。しょうがない奴だ」
仁王の妹を抱き上げ、部室に向かう
「あれ、Aに副部長!どうしたんすか?」
部室には赤也が居る。その手には、救急箱が持たされていた
「赤也、丁度良かった。コイツの手当てをしてやってくれ」
「ん?なんだよ、お前。怪我したのか?」
『…ふんっ』
「相っ変わらず可愛くねえ奴だなぁ」
『結構じゃ』
そんなやり取りをしている2人を、兄妹のようだ、と思って見ていた
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結(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 申し訳ございません。やはり、キャラを把握していない状態で物語を書くのは難しく、一度受けたリクエストであるのに大変恐縮なのですが、こちらのリクエストはお断りさせていただきます。大変申し訳ありません。 (2022年5月30日 13時) (レス) id: 16735b882b (このIDを非表示/違反報告)
ミユウ - 高校生で種ヶ島修二お願いします!時間はかかってもokですジャンルは弱愛 (2018年4月30日 14時) (レス) id: d3b3df4a73 (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 承知しました。リクエストありがとうございます (2017年12月1日 23時) (レス) id: 939c3a517e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 結さん» はい (2017年12月1日 22時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» ごめんなさい、新テニの方はあまり詳しくなくて、かなり時間を要してしまいますが宜しいでしょうか (2017年12月1日 19時) (レス) id: 939c3a517e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空愛 | 作者ホームページ:bakatesu.inaire.inaga−.animadaisuki...
作成日時:2015年2月26日 20時