『テニプリ』満点ノ恋空-six-

青学大家族！終 ページ17

『んん･･･』


日もすっかり暮れ、無事に部活を終えることが出来た

Aは疲れ果てて、眠っている


「楽しかったにゃー！」


英二先輩には随分気に入られたみたいで、家族の俺より相手していた気がする

Aも楽しめたようだし、それはそれで良かった


『んぅー･･･』

「すんません、今後はこんなこと無いようにするんで･･･」

「俺は全然オッケーだよん！楽しかったしね！」

「俺も、何だかんだで楽しかったぜ！また連れて来いよ」


と、英二先輩と桃先輩


「いや、それはちょっと遠慮しとくっす」

「ふふ、Aちゃんが怪我しないか、すごく心配そうにしてたもんね」


上品な仕草で笑い、俺の部活中の様子を暴露する不二先輩

心配なわけないじゃん、一応兄貴なんだから

と、心の中で悪態はつくが、声には出さない

不二先輩怖いし


「まあでも、Aも楽しかったみたいだし。家に遊びに来るなら、いつでも大歓迎っすよ。

･･･家なら安全だし」

「じゃあ俺、週１で遊びに行っちゃおっかな〜」

「英二、流石にそれは迷惑だろ」

「にゃはは、冗談冗談！

じゃ、皆また明日ねん！大石帰ろっ！」

「あ、ちょっと待ってくれよ英二！」


英二先輩はスキップをしながら帰って行った


「んじゃ、俺も帰るっす。また明日」

「おう、また明日なー！」

「また明日」


桃先輩達に見送られながら、家路についた


『んー、にーたん･･･?』

「あ、起きた」


まるで1つの家族みたいだったと、いつかAに話せる時が来たらいいな

なんて期待を抱き、家へと帰った


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やっと終わりました、青学編

長かった上に、出せないキャラが居たり、家族っぽくなくて申し訳ありません

次は氷帝編です



　

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