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青学大家族!3 ページ13

「それで、どうして連れてきたんだい?」


大石が聞くと、越前は不機嫌そうに言った


「それが、両親が今日朝から家開けることになって、家に誰も居なくなるんで仕方なく・・・」

「確かに、こんな小さな子を1人で家に残すのは心配だよね」


僕が言うと、困り顔で頷く


「コイツ、例のごとく人見知りなんで、近所の人とかに預けると大泣きするんでそれも出来なくて・・・」

「そう言う事なら仕方ない。越前、その子には出来るだけ安全な場所に居るようにと伝えろ。

お前達はアップを始め、終えた者から各自コートに入れ」


手塚の声に、皆が各々の場所へと散っていった





「A」

『ん』


Aを、コートの隅の方に降ろす

物足りなそうな顔をして、こっちをジッと見つめてくる


「俺、これから練習しなくちゃなんないから、Aはここで待ってること。分かった?」

『・・・うん』


着ているワンピースをギュッと握って、俯きがちに頷いた

Aがこう言う仕草をする時は、大抵何かを我慢している

この場合は、寂しさの我慢ってとこかな。


「帰ったら、兄ちゃんがたっくさん遊んであげるから。ね?」

『・・・・・・にーたん、ぎゅ』


手を広げるAの要望に応じる


『がんばって』

「うん。頑張るよ」





越前くんが誰おま状態



→続きます

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(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 申し訳ございません。やはり、キャラを把握していない状態で物語を書くのは難しく、一度受けたリクエストであるのに大変恐縮なのですが、こちらのリクエストはお断りさせていただきます。大変申し訳ありません。 (2022年5月30日 13時) (レス) id: 16735b882b (このIDを非表示/違反報告)
ミユウ - 高校生で種ヶ島修二お願いします!時間はかかってもokですジャンルは弱愛 (2018年4月30日 14時) (レス) id: d3b3df4a73 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 承知しました。リクエストありがとうございます (2017年12月1日 23時) (レス) id: 939c3a517e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 結さん» はい (2017年12月1日 22時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» ごめんなさい、新テニの方はあまり詳しくなくて、かなり時間を要してしまいますが宜しいでしょうか (2017年12月1日 19時) (レス) id: 939c3a517e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空愛 | 作者ホームページ:bakatesu.inaire.inaga−.animadaisuki...  
作成日時:2015年2月26日 20時

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