『テニプリ』満点ノ恋空-six-

「恋愛証明」=不二周助＆幸村精市 幸さんリク ページ2

「邪魔」

「お前こそ邪魔」

『２人とも邪魔だからどいて』


不二と幸村、双方ともが私の腕を引っ張る

いい加減にして欲しい

ほんと、ガチで


「ほら、邪魔だって」

「はぁ?俺じゃなくてお前がだろ?」

『だから２人ともだっつってんじゃん』


何なのコイツら、なんていうか･･･


『うざいよ、お前ら２人とも』

「いや僕じゃなくて幸村が」

「いや不二が」

『･･･』


なんだこの下らない押し問答

ホントいい加減にして欲しい

早く帰らないと、弟たちが心配する


『もういい加減にして、うるさい。黙って。しつこい人は嫌い。不二も幸村も嫌い』

「素直じゃないなぁ」


と、笑う不二

こいつ、現実逃避までするか

何者なんだよこいつら、強者すぎるだろ


『私家帰ってご飯作んなきゃなんないの。つまり、お前らの為に作ってやる時間はない。

だから、さっさと私から離れて』

「じゃあ、俺が不二か･･･どっちか決めて」

『･･･はぁ?』

「君がはっきりしてくれれば、どっちかはスパッと諦めるし、こんなことにもならないよ」


･･･つまり私は、今、ここで

幸村か不二、どっちかを選ばなきゃいけないということか

よりによってこの二択?勘弁して欲しい


『どっちも嫌。却下。私は帰る』

「「いッ･･･?!?!」」


２人の弁慶に軽く蹴りを入れ、手の力が緩んだ隙に振り解く


『覚えといて。私は、しつこい人も、私に決断を迫る人も、強引な人も嫌い。

つまり、お前たちのことを私は生理的に受け付けない。

よって、お前たちは私の恋愛対象ではない。

･･･以上。それじゃ』


これでしばらくは静かに過ごせるかな


(恋愛証明)


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夢主ちゃんがすごい冷たい感じになってしまった･･･！

すみません！

幸さん、リクエストありがとうございました！



　

「幼い俺は、花を咲かせたかった」=仁王雅治 天才悪魔のペテン師@ノアさんリク→←「とろとろプリン」=木更津兄弟

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