私たち結婚しました２

ウギョル58 ページ8

Seoyon side




ｿﾖﾝ「2人はどう思う？」



ﾖﾝｼﾞ「は？なにが？」



ｿﾖﾝ「私はこれからどういう心構えであの番組に出ればいいの？」



ﾖﾝｼﾞ「別に番組にはイソヨンとして臨みなよ」



ｿﾖﾝ「まあ、そりゃそうだけど」




ｿﾗ「番組に対してはね」




ﾖﾝｼﾞ「あんたが言いたいのは、番組じゃなくてカンダニエルのことでしょ？」



ｿﾖﾝ「はい。」




ｿﾗ「まあまあ、はい、飲んでくださいよ」




私はソラちゃんが作る濃いハイボールが大好き


ソラちゃんはウイスキーはロック
ヨンジオンニはストレートで飲む





ﾖﾝｼﾞ「で？なにか引っかかるのよ」



ｿﾖﾝ「なんか、ガチになったら痛い目みそう。いろんな意味で。」



ｿﾗ「いろんな意味？」



ﾖﾝｼﾞ「前のこと引きずってんの？」



ｿﾖﾝ「引きずっちゃないけどさ、私には遊んでる余裕はない」



ｿﾗ「それは向こうも一緒ですよ〜」




ｿﾖﾝ「そうですね。でもさ、それだけじゃなくてさ、ニエルってアイドルじゃん？」



ﾖﾝｼﾞ「この辺だいたいアイドルよ」



ｿﾖﾝ「でも、プデュから出てきたんだよ？1位だよ？」



ｿﾗ「順位関係ある？」



ｿﾖﾝ「あるよ！国民がアイドルにしたんだよ？」



ﾖﾝｼﾞ「ちなみにだけど、彼のファンは大韓民国に収まりませんよ？」



ｿﾖﾝ「私も色んな国にファンいるよ？」



ﾖﾝｼﾞ「今張り合うとこじゃない」



ｿﾖﾝ「そうですね。」



ﾖﾝｼﾞ「なんかさ、もうちょっとさ、そのアイドルってフィルターを外して見てあげれば？」



ｿﾖﾝ「そんなことしたら取り返しつかなくなるよ」



ﾖﾝｼﾞ「私が見る限りもう手遅れだと思うけどね」



ｿﾖﾝ「なに手遅れって」



ﾖﾝｼﾞ「(時すでに遅し)、この人はダメって思ったらもうその時には既に手遅れよ。経験談。」




ｿﾗ「うわ〜」


ｿﾖﾝ「うわ〜なんか....うわ〜」




うわ〜って思った。


言葉にできないうわ〜が湧き出てきた。



私は手遅れなんだろうか。



ｿﾖﾝ「ソラちゃんどう思う？」



ｿﾗ「え？手遅れかどうかって？」



ｿﾖﾝ「うん」



ｿﾗ「いや、なんか手遅れとかまだ間に合うとかそういうのよりなにより、もっとシンプルにさ、好きですよね？」



ｿﾖﾝ「え？」



ﾖﾝｼﾞ「ふっ(笑)」



オンニも私も1回も好きだ嫌いだ恋だ愛だって言葉を使わなかった



なのに簡単に『好き』を使ったソラちゃん


痛いくらい心臓がドクンッていった

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