私たち結婚しました２ (ページ46)

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ウギョル96 ページ46

Daniel side

ベットに並んで、ぴったりくっついて座ってるってこの状況、実家じゃなきゃ押し倒してたかも

ｿﾖﾝ「なに？オッパはわたしの？」

オリと会話してるし(笑)

ﾀﾞﾆｴﾙ「オリや～、そんなこと言ってるん？」

ｿﾖﾝ「勝てる気がしないよ、オリちゃんにもルーニーにもピーターにチャンアにもね～」

ﾀﾞﾆｴﾙ「ヌナ、何言ってるん？」

オリをなでながら小さくつぶやくヌナ

すーぐに懐いたオリ

猫までも虜にさせますか、さすがです

ｿﾖﾝ「オリや～、オッパとオンニどっちが好き？」

ﾀﾞﾆｴﾙ「何その質問？」

俺の問いには答えず、オリと会話し続ける

ｿﾖﾝ「そんなのもちろん、ニエリオッパ？」

だからなんなん？その会話(笑)そもそも、会話なのか？

ｿﾖﾝ「そっか～...私もだよ」

.....なにそれ、

そんなんあり？

ずるすぎとちがう？

ﾀﾞﾆｴﾙ「オリ、ちょっとあっち行ってて」

ヌナの手からオリを引き離して床に下ろした

ﾀﾞﾆｴﾙ「ヌナ？」

ｿﾖﾝ「な～に？」

一応返事しながら、床を歩いてるオリを連れ戻しに立ったとこを腕を引いて、引き戻した

ベットに座り込んだとこを逃げられないように後ろからしっかり抱きしめる

ﾀﾞﾆｴﾙ「言ったらアカンとちゃうの？」

ｿﾖﾝ「私なんか言った？」

ﾀﾞﾆｴﾙ「ホンマにずるいわ」

少し憎くなるほどに、好きでたまらない

ﾀﾞﾆｴﾙ「俺も、俺もやから」

ｿﾖﾝ「うん」

もうなんで『好き』だと言わないことにこだわってるかも分からない

でも、それでもいいか

この子がそうしたいならって思う

ﾀﾞﾆｴﾙ「...A」

怒られるのわかってて、名前で呼んでみる

ｿﾖﾝ「おバカ」

ﾀﾞﾆｴﾙ「うん、バカだよ」

大好きなヌナの匂いをさりげなく身体中に取り込んでみる

ﾀﾞﾆｴﾙ「普段から呼んだらだめ？」

ｿﾖﾝ「ダメ。カメラ回ってる時に出たら困る」

ﾀﾞﾆｴﾙ「そうだよね」

ｿﾖﾝ「でも...時々」

ﾀﾞﾆｴﾙ「ん？」

ｿﾖﾝ「時々呼んでくれたら嬉しい」

ﾀﾞﾆｴﾙ「A～」

ｿﾖﾝ「なんか....変な感じ」

ヌナの本当の名前を呼べるって、すごく特別感

それから俺の前では素の自分でいてくれるのかなって嬉しい

ただ、やっぱりヌナが、そのソヨンとAのバランスは崩さないように気をつけなきゃなって思う