私たち結婚しました２

ウギョル83 ページ33

Seoyon side




ニエルに起こされて、寝ぼけ眼でメイクしてもらう





ﾀﾞﾆｴﾙ「大丈夫？相当お疲れ？」



ｿﾖﾝ「大丈夫〜、今日ちょっと気張りすぎてたかも」



ﾀﾞﾆｴﾙ「それはあるな〜」



ｿﾖﾝ「これ向かってるの家？」



ｽﾀｯﾌ「はい、もう着きますよ」




家に着いたら、デリバリーのチキンが届いてて、夢中で食べた




ｿﾖﾝ「ニエルお腹すいてた？」



ﾀﾞﾆｴﾙ「うん、ヌナも？」



ｿﾖﾝ「うん、かなり」




ハイボール片手にチキンってかなりサイコーな組み合わせ




ﾀﾞﾆｴﾙ「ヌナ、飲みすぎたらアカンよ」



ｿﾖﾝ「はい、気をつけます」




どうやら私たちウギョル史上1番お酒を飲むカップルらしい




ﾀﾞﾆｴﾙ「さっきオモニから電話あって、『ソヨンちゃんによろしく〜』って言ってた」



ｿﾖﾝ「え！？起こしてくれればよかったのに！」




ﾀﾞﾆｴﾙ「起こせないわ〜」




ｿﾖﾝ「会いたいな、ニエルのオモニ｣



ﾀﾞﾆｴﾙ「オモニも会いたいって言ってた」



ｿﾖﾝ「じゃあ尚更会いに行かなきゃ」




スタッフにそのへんどうなってるのか、企画にあるのかって目を向けるけど、答えてくれない



ﾀﾞﾆｴﾙ「そんなに会いたいもんなの？姑でしょ？」



ｿﾖﾝ「挨拶しとかないわけにいかないじゃない？」



ﾀﾞﾆｴﾙ「そっか〜」




実はニエルには言ってないけど、ニエルのオモニに会いたい理由は挨拶だけじゃないんだな〜





ﾀﾞﾆｴﾙ「俺は、ワナワンのメンバー会いたかったな〜」



ｿﾖﾝ「あ、全員でってこと？」



ﾀﾞﾆｴﾙ「そう、11人全員でね」



ｿﾖﾝ「もう年明け以来会ってない？」




ﾀﾞﾆｴﾙ「うん、個々人ではみんな会ってるんだけど11人集まるのはさすがに難しくて」



ｿﾖﾝ「そうだよね」



ﾀﾞﾆｴﾙ「今日全員集まるかな〜ってちょっと期待してたんだけどね」




そう力なく笑ったニエルに胸が痛んだ



到底、私じゃ理解してあげられない感情だと思う

分かるよなんて簡単に言っちゃいけない

だって、何年も同じメンバーでやって来てて、これから何年も一緒やってくグループなんだもん私たちは




そうだ、会わせてあげたい

どうにかして、11人全員で

何かいいきっかけないかな


どうしたら集まれるかな





ﾀﾞﾆｴﾙ「ヌ〜ナ、どうしたん？」



ｿﾖﾝ「え？」



ﾀﾞﾆｴﾙ「珍しく難しい顔してる」



ｿﾖﾝ「ううん、なんでもない」




好きな人の喜ぶ顔が見たい

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