私たち結婚しました２ (ページ16)

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ウギョル66 ページ16

Seoyon side

いつも通り私の右側に座るいつも通りのニエルに絶大な安心感を抱いている

そのせいか一気に眠気が襲ってくる

ﾀﾞﾆｴﾙ「眠い？」

ｿﾖﾝ「ちょっとだけね」

ﾀﾞﾆｴﾙ「今スケジュールきつめ？？」

ｿﾖﾝ「んー、割と。もうすぐカムバだから余計ね」

ﾀﾞﾆｴﾙ「そうだよね...」

ｿﾖﾝ「だからやっぱりこの時間が大事」

ﾀﾞﾆｴﾙ「ん？」

一週間に１回ニエルと過ごすことは、あくまで仕事でも、15歳の時から歌って踊ることだけしかしてこなかった私にとっては十分すぎる休日だった

だからこそカメラが回ってない時もこうやって隣にいれるのは、完全に休息の時間

ｿﾖﾝ「ちょっと寝る」

ﾀﾞﾆｴﾙ「うん、おやすみ」

目を閉じてしばらくさっきまでの撮影のこと思い出していた。

あとで両親にウェディングドレス姿の写真送ろう

ウギョルやってるのも話さなきゃな～

メンバーには帰ってから見せるとして、BoAさんからも見せろって言われてるんだったな～

BoAさんにはニエルとのツーショット送ろう

そんなこの考えて眠気がピークになった時、右手がなにかに包まれた

あ、ニエルの手だ

大きくて温かい

少しドキドキして、でもなんだか心地よくて、よく寝れそう

私はそのまま、ニエルが私の手を握った意味をよく考えずに眠った

ｽﾀｯﾌ「そろそろ着きますよ～」

って声かけられて目を覚ますと、隣では静かに寝息立ててるニエル

ふふっ、かわいい

起こさないようにスマホ取り出して、寝顔を撮った

にしても肌きれいだな

私の保湿がよかったのかな？

ほっぺツンツンしてみたら『ん～』って体ごとよじってる(笑)

ニエルがしてるネックピローから自分の香水の匂いがしてちょっと変な気分

ﾀﾞﾆｴﾙ「ん～？なに～？起きたん？」

ｿﾖﾝ「おはよ(笑)」

ﾀﾞﾆｴﾙ「何笑ってるんよ」

ｿﾖﾝ「かわいいなって思って(笑)」

ﾀﾞﾆｴﾙ「ヌナって俺のことかわいいってよく言うよな」

ｿﾖﾝ「うん、かわいいもん」

ﾀﾞﾆｴﾙ「かわいいってそんな嬉しないよ」

ｿﾖﾝ「だ～か～ら～」

愛おしさ故の『かわいい』をなんて伝えたらいいんだろう

ｿﾖﾝ「なん言えばわかるかな～」

ﾀﾞﾆｴﾙ「かっこいいのが嬉しいのに」

ｿﾖﾝ「そんないつもかっこよかったら困るよ～」

ニエルがかっこいい時のかっこよさって結構えげつないから