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結局昨日は、先輩社員に歯向かうようなカタチになってしまったけれど、

気にしているのは当事者の私だけのようで。





社員「おはよう、Aちゃん」

あ「あ、おはようございます」

社員「菊池マネージャーがさっきAちゃんのこと探してたわよ」

あ「菊池さんが?ありがとうございます」





何だろう、またくだらないことかな?それとも真面目に仕事の話?









自分のデスクにつくが、隣りの菊池さんの席は空席だった。






中「星野」

あ「はい......?え、社長!?」





ふいに上から声がして、慌てて振り向くと、階段の上には社長の姿。






中「ちょっと来い」






それだけ言うと社長室に入ってしまった。






あ「......はい」






何を言われるんだろう。


まさか昨日の今日だし、クビってことはないよね?どっちかって言うと社長は賛成してくれてたし。




周りの社員も何事かと心配そうに私を見ている。






......菊池さんがいればな。









私は一人、恐る恐る社長室への階段を上がった。









*20→←*18 秘書の一日。2。



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作者名:リンゴ | 作成日時:2017年4月19日 18時

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