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※ここから少し、某漫画の
シチュエーションをお借りします。
あまり思いつかなかったため
間をつなぐってことで。
悪しからず…。
―――――――――――――――――――
周りは、春休みらしい。
朝日が差し込む。
体が重い…。
薄く目を開けると
ぷにぷに、気持ちよさそうな
すべすべの肌が目に入った。
お前か。
俺の胸の上にまたがって
すやすや寝息をたてている。
いつもは誰よりも早起きな潤も
病み上がりということで
また起きてないようだ。
悪い気はするけど。
軽く、背中をぽんぽん、と叩く。
(おい、起きるぞ)
あれ？
何か、おかしい。
のどがひゅー、ひゅー、と
か細い音を立てるだけで
いっこうに声が出てこない。
「おはよー！！」
目を覚ました潤をくっつけて
よたよたと立ち上がろうとした俺には
でかすぎる声が響きわたる。
智くん、テンション…。
どて、べしゃ。ごちっ。
びっくりしてすごい音を立てて
頭から崩れてしまった。
「…。」
「ご、ごめん潤」
あ、声出た。
もろに俺に激突されて潰れた潤。
痛かっただろうけど
さらに抱きついてきて
離れようとしない。
それにしてもひっどい声だ。
「体温計とってくるわ。
熱が高かったら昨日のとこ行くからな」
「え゛、寝てれば治る…」
「黙って言うことを聞け！」
は、はい…。
顔からは想像がつかないくらいの
剣幕でまくしたてられる。
「あと潤くんはこっち」
べりっと俺の胸から
潤が引きはがされる。
ショックらしく、固まる潤。
こんなときもかわいい///
「移ってぶり返されたらたまんねぇし
翔ちゃんが治るまで
家には入らせねぇからな。」
ばたん、とドアが閉まる。
潤の泣き声が聞こえる。
あぁ、潤…(泣)
「ちゃんと寝とくんだよ」
いつもの優しい声が外からかけられた。
はあ。
か、体がだるい…。
なんか悪寒もしてきた。
ぜえぜえ、と呼吸をする。
これは、完全に潤のを移されたな。
仲良くなっていきなり
智くんに迷惑かけるなんて最悪だ。
きっと人のいい智くんのお母さんは
あれこれ世話を焼いてくれるんだろう。
とにかく寝て早く直さないと。
よろよろと布団に潜り込む。
そういえば潤が生まれてから
１人で寝るのって初めてかもしれない。
いつもくっついて来てたからな。
潤、迷惑かけてないといいな…。
色々気になりながらも
素直に眠ることに決めた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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みみ(プロフ) - 磁石真紀さん» あ、まりおねっとの方ですね^^読ませていただいてます！コメントありがとうございました。 (2013年4月1日 21時) (携帯から) (
レス) id: 2546b2daa7 (このIDを非表示/違反報告)
磁石真紀(プロフ) - 面白いです!!次の更新楽しみにまってます(*´∀｀*) (2013年4月1日 14時) (レス) id: c0864cdfbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみ | 作成日時：2013年3月22日 21時
