【おそ松さん】どうぞ、お好きな松を【短編集】

【一松】I still love U ページ23

君をどんなに思い続けても。



私にできることなんかなくて。



夕焼けみたいに沈む気持ちを



胸にしまい込む。



.



.



.


好きだと気付いたのは、彼への期待が高まったから。
会いたい、話したい、そう思ったから。
会えない日が続くと、苦しかったから。
連絡が取れなかった日には、不安に押し潰されそうになったから。





あぁ、これが恋なんだって。





気付けたときは嬉しかった。
自分の中で渦巻くこのもやもやした気持ちがわかって。
どうしたらいいかは分からないけど、
少しだけでも、彼に対する気持ちが整理できるかな、って。





「一松くん、よかったら今度猫カフェいかない？」





いつもなら普通に誘えた遊びも、
自分の気持ちに気付いた後だと、少し恥ずかしい。





けど、やっぱりわたしは馬鹿で。





気持ちがわかったけど、これからどうしよう？
もしフラれたら？
そしたら、もう遊べなくなっちゃうのかな。





いまでも
またね、ばいばいって言えてるんだ。





友達のままが、いいのか。





一緒に笑いあえる関係、それを守りたい。




「うん、行く」
「じゃあ駅前のやつ、いこ！」




わたしは臆病なのかな。
それとも自分に自信がないだけ？


両方？




頭の中が迷路みたいに、ぐるぐる回ってる。





「何やってるの。早く行こうよ」





そう言って、自分を待ってくれる一松くん。
想いを伝えたら変わってしまうのかな、なんて。






(考えなくていいのに)





「猫カフェ行ったらさ、帰りにランチしていこうよ！」
「…そんなに金ないよ」
「いいよ、少しくらい！」





笑顔で接することができるいまの関係が
一番なのではいないか。








『隠してるの』
『この気持ち 涙に変えて』
『どうしようもない』
『それはきっと あたし自身』







いつからわたしはこんなに悩むほど
あなたに恋をしていたのでしょうか。





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ぱふゅーむの
I still love Uっていう曲を
イメージして即興で書いたから
駄文。

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