【おそ松】二日酔い【ﾘｸｴｽﾄ】 ページ17
朝起きたら、隣におそ松がいた。
おんなじ布団で、くっついて寝ていた。
普通の女性ならここで、
「いやあぁぁああ！わたしのはじめてがぁああああ」
とか言うかもしれないけど、別に。
おそ松だし、って思える自分がいるから逆にすごいと思う。
「んー…」
ぐっすり眠っているおそ松を起こさないように、身体をたてる。
ほんと、ぐっすり眠ってる。
変なこと連発したりして兄弟に迷惑をかけまくっている長男とは思えない。
けど、１人で起きていても暇だし。
「おーそーまーつー…」
寝ているおそ松に声を掛けるも、反応はない。
昨日は確か、兄弟たちと遅くまで飲んでたって言ってたなぁ。
深夜にうちに来た時もすごい酔ってたし。
これは二日酔いだなぁ…。
洗面所で顔を洗い、キッチンに向かう。
おそ松が起きた時に食べれる、なにかさっぱりしたものを作ろう。
なにがいいかなぁ…
「A…」
「え、あ、おそ松。起きたの？寝ててよかったのに」
「…起きたら横にいなかったから寂しかった」
急に背中に重みを感じて振り返ると、おそ松が後ろから抱き着いてきていた。
うん、かわいい。すごくかわいい。
可愛いけど、不貞腐れたようにして寂しいって言うなんて、絶対まだ酔ってる。
「ごめんね、いまなにかさっぱりしたもの作るから」
だから、一旦離れて、って言おうとした。
けど、それが叶わないのはすぐにわかった。
「このままがいいー」
「おそ松…まだ酔ってるでしょ？」
「酔ってない」
いや絶対酔ってる。
背中をぎゅう、と抱きしめて
猫みたいに頭をすりすりしてくるおそ松は、本当にいつもと違う。
こんなこと、酔ってる時にしかしないんじゃないかな。
「別に何もいらないから…こうしてていい？」
いつもより少し低めの声。
かっこいい、なんて…
「いいよ、あとでちゃんと何か食べてね」
まだ少し顔が赤いおそ松を連れて、寝室に戻る。
そのまま一緒に布団に入れば、あったかい身体に抱きしめられる。
そのままわたしも、目を閉じた。
幸せを感じながら。
―――――――――――――――――
Hacutさん
これでいいかね？
この小説のおそ松は、
F6のときの八頭身で考えてもらえれば
いいかも？
総合13位あざますあざます。
地震あったらしいね？
みんな胸揺れた？
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ミウ - 票数が555から556にしてしまった罪悪感… (2017年10月6日 23時) (
レス) id: effbfbbcb9 (このIDを非表示/違反報告)
ドS娘 - 票数がちょうど555に！？これは押していいのだろうか… (2017年9月17日 19時) (レス) id: 6ee4aa7b4e (このIDを非表示/違反報告)
蓮城桜 - トッティ少ない(´・ω・`) (2017年6月27日 15時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - めっちゃ好きです！ありがとうございます（≧∇≦） (2016年8月29日 16時) (レス) id: 3da383dd6e (このIDを非表示/違反報告)
なごみ羊 - こーゆーのもいいですね♪ (2016年3月30日 20時) (レス) id: 6171f694b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せいや
| 作成日時：2015年11月5日 0時
