あなたが一人でないわけ------あなたが一人のわけ5 (ページ43)

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予想外の展開1 ページ43

卒後の進路を決め、

わたしは
再び歩き始めた。

そして、

今日は

わたしの大学院生の身分での
最後の晴れ舞台。

学会発表。

翌々日は卒業式なのに(笑)

ぎりぎり、
学生としての
最後の仕事みたいなもの。

わたしはポスター発表をする。

まさか、
わたし

こんなにスポットライト浴びる日が来るなんて。

ほんと、

研究だけは真面目に頑張ってよかったな。

確実に
努力は実ったなあ。

ポスターの運搬。

彼が

ジョングク君が手伝ってくれると言い出した。

大学から学会会場まで

新幹線で30分くらいの道のり。

JK「ねえ、Aさん、

会場まで

ふたりきりで

一緒にいかない？」

昨日、突然言われて。

JK「他の人は誘わないでね？

２人で

待ち合わせして

行こう！」

だと。

なんか、

全く予想してなかった展開だな(笑)これ(笑)

まあ、相変わらず

わたしの知らないとこでは

女の子とチャラチャラ遊んでるのかもしれないけど(笑)

まあ、いいや。
仲良くする分は

害にはならないだろうし。

と割り切っていた。---------------------

ジョングク君とは
新幹線ホームの前で待ち合わせ。

少し待ったけど、

きちんと現れた。

JK「ごめんね、まった？

よし、

行こう！！」

なにしきってるんだよ(笑)

いつもはわたしの後ろからついてくる

ペットみたいなジョングク君。

今日は
わたしの重い荷物を持ってくれて

少し前を歩いて

頼もしく見えた。(笑)