コバヤシ ページ19
小林、
たぶん
この人の名前なんだろう。
小林さん、
歯をみせて笑った。
茶封筒を差し出している。
A「えっと、、、、、、？？？？」
小林「あの。。。。
あの時
有難う。」
え？？？？
A「え？？？」
小林「あなた
学生さんだった。」
ん？？？？
小林「お礼がしたい。。。。」
え！？？？
まさか！！！？
この人。。。
そういえば
この背格好、
やせ具合。
あの時の
掃除の
若者。
きっと
そうだ---------！！！！
A「あー、あの時の？？」
小林「小林です。
ぼくは
小林。
あなたは？
通りすがりの
やさしいお姉さん。。。。」
やっぱり
そうだった。！！！
忘れたころ
こんなところで
まさか
再会するなんて。。。。
しかも
何か恩返しがしたいなんて。。。
ジン君の言った通りだった。
親切は
いつか
忘れたころに返ってくる---------。
小林「お姉さん、、、
どうぞ！」
小林さん、必死に茶封筒を差し出していたものだから
拒否しづらくて(笑)
とりあえず
封筒を受け取った。
小林さん
嬉しそうに笑った。
小林「電話。。。。ください！
御飯に
いこう！！
ごちそうします。」
あ、、、、、、。
えーと、
とりあえず
その場を合わせるか。。。。
A「お気遣いありがとう？
ええ、いつの日か。。。。」
小林さんは満足そうに
その場を去っていった。
お気持ちだけ頂いて。。。
わたしは
小林さんに連絡する気はもちろんなく。。。
だって
よく知らない人だし。。。。
茶封筒を
こっそり
途中の公園のくずかごに捨ててしまった。
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作者名：life | 作成日時：2017年1月3日 17時
