不思議と ページ12
それからソクジンさんは
何度か弓道場に足を運んでくれた。
わたしも
ソクジンさんのバドミントンの試合
コッソリ見に行くようになった。
SJ 「Aさん？」
いつの日かの放課後。
A 「はい？」
呼ばれたけど
なかなか話さないソクジンさん。
A 「ソクジンさん？」
SJ 「同い年なんだしさ、
ジンでいいよ。」
あ、、、、。
SJ「ジンって
呼んでほしい。」
急に距離が縮まった気がした。
A「じゃあ、、、、
わたしのことも
Aって呼んで？
わたしの友達は
そう呼んでるから。」
嬉しそうなソクジンさん
いや
ジン君。
私たち
友達になった。
そして
お互いに共通の趣味があったわけではないけど
ジン君が本当に
わたしに話合わせてくれて
いつの間にか
わたしも
ジン君のこと
もっと知りたいと
思うようになった。
性格もあまり似てなかった。
ジン君はいつも穏やかマイペース。
料理が趣味で
ホッコリしてる。
そして
聞き上手。
わたしは
口数少ないけど
ちょっとセカセカした一面もあって。
似たところなかった。
でも
不思議と
私たち
惹かれあった。------
お互いに
足りないところ
知らないところ
埋めあった。
そして、
ついに
ジン君から言われた。
SJ「A、ボクと付き合ってほしい。」
迷いなく
わたしは
オーケーした。
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作者名：life | 作成日時：2017年1月3日 17時
