寄り添う ページ26
もんもんとした空気の中
わたしは苦しくて
はあと息を吐いた。
その時、
わたしの頬に
生暖かい
滴が
落ちてきた。
目を開くと
ホソクの顔が見えた。
涙を一杯にためて
あふれた
一滴が
わたしの頬に落ちてきたのだった。----------
A「ホソク、、、、。
泣いてるの、、、？」
ホソクの耐え難い想いを感じた。
ＪＨ「うっ、、、、うっ、、、。」
声を漏らして泣き始めた。
ホソク。。。。
やがて
ホソク、、、
わたしの上に崩れ落ちて
号泣し始めた--------。
ＪＨ「うああっ！！
えっく、、、えううっ、、、、！！
Aちゃん、、、、
俺、、、、、
俺、、、、、、！！」
どうしていいかわからず、
わたしはしばらく硬直していた。
JH「俺、、、クソみたいだよね。。。。
ああっ！！
もう、、、どうしよう。。。
明日から
どうしようううう！！！」
耳元で泣かれて
わたしは
何もできなかった。
ホソク、
あの事
失業したこと
すごくショックで
きっと投げやりになっている。
彼も彼なりに
いろんな辛いことが
あったのだろう。
ちょっと異常ともいえる行動も
きっと
ホソク
精神的にかなり追い詰められているせい。。。。
今だ。
今、
彼の心に寄り添ってあげないと
ホソクは
ホソクは
きっと
どこかへ行ってしまう。
助けてあげたい--------。
わたしは
その一心で
ホソクの背に
腕を回して
ぎゅっと
抱きしめてあげた。
一層
大声で泣くホソク。
小さな男の子が
お母さんの胸で泣くように
ホソクは
泣いていた。
A「大丈夫よ、ホソク。。。」
ホソクの背中をやさしくなでてあげた。
不安で泣くわたしを
かつて
テテが
こうして撫でてくれた。
あの時のように--------。
A「ホソク、今はつらいね。
わかるよ？
でも、
安心して。
ホソクに何があっても
わたしだけは
ホソクの味方になる。
約束するから。。。」
ぎゅっと
抱きしめた。
A「ね？」
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作者名：life | 作成日時：2016年12月20日 16時
