まやかしだけど ページ2
この道は
一番行ってはいけない道のような気がした。
だけど、
ホソクの事が心配で、、、、。
あくまで
まやかしとわかっていても
わたしは
この道を選んだ。---------
真っ暗な道が続く。
その先にぼんやり浮かんできた
ホソクの後ろ姿。
本当に
リアルだった。
そこへナム様の声がまた聞こえてきた。
KN「さて、この青年は
おそらく
Aチャンが現在とても気になっているけれど
同時に
目を伏せたい人物でもある?」
目を伏せたい--------。
そうかもしれない。
恐ろしいほど
ナム様の言葉は
わたしの心理状態を言い当てていた。
KN「彼に対して
後悔の念が見える。
違う?」
後悔。
している。
あの時
ホソクと別れた日、
すぐに電話をかけていたら、
いや
むしろ
改札ですぐに引き返していたら
未来は変わったのかもしれないって。。。。。
KN「では、Aチャンのifを教えてください。
お見せしましょう。」
If、、、、、、、。
「あの時、ホソクを追いかけていたら。」
思い浮かべた瞬間
目の前が
ぱっと明るくなって
光の中に
ホソクは消えて行った。--------
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作者名:life | 作成日時:2016年12月20日 16時