悪い男【傾向と対策】 (ページ2)

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・・・幼稚園生だった時。

「Aちゃん、あそぼ。」

「Aちゃんのばーか。」

どちらの言葉も
深くつきささることはなかった。

・・・小学生になったとき。

「Aちゃん、あそぼ？」

うれしい。

「Aちゃん、好き！」

わたしも！だーいすき！

「Aちゃんのばーか。くさい。」

悲しい。

・・・小学校を卒業するころ。

「Aちゃん、ずーっと友達だよ？」

信じてる。

「Aちゃんって、○○君のこと好きなの？」

違うもん。

そうと知っていても隠したい。

「Aちゃんキモイ。」

うるせー。お前がキモイ。

・・・中学生になったころ。

「Aちゃん、一緒に本を読もう？」
「Aちゃん、部活に行こう？」

はいはい。

「Aちゃん、キモイ。」

なんで？

なんで私をいじめるの？

会いたくない。

「Aちゃん、▽▽君のこと好きなの？」
「向こうも好きみたいだよ？」

嫌な気持ち。
冷やかさないでよ。

・・・高校生になったころ。

「Aさん、仲良しでしょ？」

私と関わると何か得なの？

「Aさん、私、試験勉強してない！」

嘘つき。

「Aさん、付き合おうか？」

皆には内緒。

「A、死ね。←SNS」

え。
陰気くさい。

-------------私の

なにが

悪いの？

そして

大学生になった今。

気づく。

みんな
「嘘つき」の出来上がり。