サプリメント・ストーリー vol.2 (ページ10)

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でも、病室を訪ねると

ユンギ「ごめんな。

ハル。

心配かけて・・

俺

ハルの彼氏ぶってる場合じゃなかった。

彼氏として失格だな・・・。」

自分とたたかっているユンギを見て

やっぱり

私

ユンギのことが大好きで

「支えたい」って思いました。

思いましたが・・・

ハル「ユンギ！？

そんなことないよ？！

ユンギ・・・はユンギだよ・・。」

ユンギ・・ってなに？

ユンギの「人格」が失われてもなお

私は

ユンギを愛せるのか？

やっぱり
不安も大きくて・・・。

一瞬言葉につまったとき

ユンギの苦しそうな声がきこえました。

ユンギ「俺

ハルを守りたい。

こんな情けないことで負けたくない・・・。」

そうだよ。
いちばん苦しいのは

ユンギなんだ。

ハル「ユンギ・・・

大丈夫よ。

ありがとう。」

私は

決めました。