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僕はこの
空から降ってきた不思議な女の子、
Aと友達になり
いつの日か
彼女の存在が癒しとなっていった。
彼女は変わっているけれど
どこか憎めなくて
それに
容姿もよく見ると素敵で(笑)
永遠の少女のような無邪気さに僕は惹かれた。
彼女は何故こんなにも素敵な自分が嫌いで
自ら命を絶とうとしたのだろうか？
記憶を部分的になくした彼女自身もその理由はもはやわからず。
誰にもわからず。
いつのまにか
僕とAはいつも一緒にいる仲になった。
彼女はいつも「かわったこと」をして
僕を笑わせてくれた。
一緒にいて
楽しかった。
ところが・・・
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A
件名：すべて思い出した。自分が何者なのか、全部。
ジン。いままでありがとう。さようなら。
突然
このメールを受け取ったのが昨年の１２月２５日。
それから
彼女の消息は完全に断たれてしまい・・・
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ジン「A・・。」
空に向かって吐く息が白い。
彼女が思い出した「過去」は
どんなにか辛い過去だったのだろうけれど・・・。
ジン「過去は
過去だろう？
そうじゃないのか？」
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作者名：life | 作成日時：2017年12月13日 16時
