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こっそり聞いていたら
その子も
運命の人とは少し先に出会うって。
おんなじこと言われてるじゃん(汗)
占い師「数年後。また来なさい。
もっと詳細なアドバイスをします。」
ジミン「ありがとうございます。」
聞き耳をたてていたことがばれないように(汗)
私はさっと占いの館を後にした。
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妙なんだけど
私は気になっていた。
既にあった運命の人?
あんな うさんくさい 占い
信じるわけではないけど・・・
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「ねえ、今日までなんでしょう?」
韓国の大学滞在の最終日。
19歳の少年、大学2年生のキム・テヒョン君が声をかけてくれた。
あい「日本語、
上手になったね(笑)」
テヒョン「それは^^」
テヒョン君は人懐っこい。
いつも誰かとおしゃべりしていて
いわゆる「チャラ男」なんだなー。
私にもよく話しかけてくれた。
でも
こうやってても
腹の中では
「反日」感情
抱いてるんだろうか?
なんて
なんかもう
私も完全に心を閉ざしていた。
国内にいても
誰が敵なのか味方なのかわからなくて
テヒョン「さみしいよ〜。。。あいヌナ〜。
絶対にまた韓国きてくださいね?」
私の肩に抱きつくこのかわいい少年も
少年だけど
敵なのか味方なのかわからなかった。
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帰国し
3年が過ぎた。
私は新たな法律関係の仕事を始めていたけど。。。
彼氏いない歴
30年を迎えた(汗)
あい「ここまできたら・・
記録をどこまで伸ばせるか!だな(笑)
そっちを目標にかえよう。」
気の合う人がいないのに無理に友人や恋人をつくろうと焦ることはやめて
自分の信念と共に生きよう。
私は自分を曲げることはせず、孤独を選び、
相変わらず日本で
この国で
ひとりで生きてゆくすべを見つけようと奮闘していた。
-----------そんなある日。
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作者名:life | 作成日時:2017年12月13日 16時