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海へ行く日。
姉とナムさんと私と、
今日はホソガさんも一緒だ。
車椅子への移動も
カラダが痛い。
ナム「痛い？」
セジン「いたい・・・。」
ナム「どこが痛い？」
セジン「背中。」
ナム「おっし！」
セジン「！！！？」
なんと
ナムさんは私のカラダを軽々抱え
生まれて初めてのお姫様ダッコをしてくれた///
サナ「チカラあるからね。」
ホソガ「うおう。
さっすが！」
ナム「この方が背中、痛くない？」
不覚にも
認めたくないけど
私はEXOのセフンみたいな人がタイプなのに(汗)
なんか
ドキっとしてしまった///
セジン「ありがとうございます///」
ナム「おっし！
行くぞっ！！」
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ナムさんのジープは特別仕様。
私のために痛くないように
たくさんクッションを作ってくれて
運転もゆっくり
出来るだけ平坦な道を選んで走ってくれた。
途中、歌を歌ってくれたんだけど
思ったより下手で(笑)
面白くて(笑)
ナム「すげえ！
あとちょっとで海に着くぞー！」
私は
何年振りか
車窓から海を眺めた------。
ホソガ「これたね！」
サナ「ナム、ホントにサンキュー。」
ナムさんは
窓を開けてくれた。
たっぷりの風が入ってきて
潮の香りで肺が満たされた。
このまま
どこまでも行けるような錯覚さえ覚えた。
車が止まった。
ナム「セジン、
降りてみるか？」
ちょっと怯んだ。
ナム「大丈夫。
おれが抱えてやるから(笑)」
たくましい腕にしっかり支えられて
私は立つチカラのない足を
地面につけた。
やっぱり体重を支えられなくて
ふらつく私を
ナムさんはしっかり抱えてくれた。
ナム「今日は頑張ってここまでこれたから、
ご褒美！」
セジン「！」
そう言ってまた私をお姫様ダッコして
ナムさんは波打ち際まで------。
足先を波に触れさせてくれた。
セジン「海…。」
ナム「どう？」
悔しいけど(苦笑)
セジン「…うれしい。。。」
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作者名：life | 作成日時：2017年12月13日 16時
