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若い
男だった。
傘をすっとあげて
顔がみえた。
男「いつも・・・
あなたたちの歌をきいています。」
その男の手には
前回の路上ライブで配布した
アタシらのCDがあった。
男「とくに今日のサナさんの歌う曲が一番好きで。。。」
気の弱そうな男に見えた。
最初は。
サナ「えー！さんきゅー？」
男「サイン・・いただけますか？」
コアなファンがいたもんだ。
サナ「いいよ？
あなたのお名前は？」
男「チョン・・・
ホソク・・・といいます。」
アタシがＣＤを受け取ると
ホソクって男は
突然(汗)
きゃぴ！とかいっておどけて見せた。
サナ「・・あー・・・
ホソガ・・・でいい？(汗)」
ファンにサインをあげるときは
ファンの名前をかいてあげて
その横に自分の名前をかく。
ホソガ「いえーーーーい！！！！
ホソガーって
僕が幼稚園のときの愛称ですよーん♪」
といってゆらゆら揺れている(汗)
サナ「へえ・・・(汗)」
サインをＣＤにかいてわたすと
ホソガはものすごく嬉しそうに踊るようにはしゃいだ。
ホソガ「一生の宝物にします！！
次の路上ライブの予定は？！
いつですか！！
絶対にまた聞きに行くから！！！」
サナ「ん‥あー(汗)
来月・・かな？
またネットでアナウンスするんで・・・(汗)
ありがとうございます。」
このテンション(汗)
苦手だ(汗)
ホソガ「いええーい！！！たのしみ♪
これでまた生きていけるっ！！
ありがとうございます！！！」
--------
これが
アタシとホソガの出会いだった。
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作者名：life | 作成日時：2017年12月2日 14時
