サプリメント・ストーリー vol.1 (ページ5)

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電車はどんどん進んだ。

向かいの爆睡男は

少しだけ動いた。

あ、
生きてる・・・。

まず、ほっ。

それにしてもよく眠っている。

本当に酔っ払いさんなのかもね。

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電車は終点に近くなった。

相変わらず眠っている美青年爆睡男。

ついに電車が止まった。

隣の車両の人たちはみんな出て行った。

アナウンス『終点です。ご乗車できません。しゅうてんですよ～。』

--------起きない。

ちょっと怖かったけど

私は

ついに

彼の肩をとんとんと叩いた。

ユナ「あの？終点ですよ？・・・」

爆睡男は
一瞬顔をゆがめたけど

目をあけない。

また

ふしゅーっと息を吐いて

眠り始めた(汗)

ユナ「ちょっとー！(汗)」

私はもっと激しくその人をゆすってみた。

いや、
普通起きるだろ(汗)

駅員「どうしました？」

あ、
駅員さん来ちゃったじゃん(汗)

すると

ついに・・・

「む・・・」

起きた・・・。

目が開いて

その目と私の目は

バッチリ合った(汗)

ユナ「終点ですよ？・・・大丈夫ですか？」

「やっべ！！(汗)」

すいません、とペコペコしながら
爆睡男は飛び上がった。

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終点についたけど

行く当ては勿論ない私。

まだ駅のホームに

さっきの爆睡男と一緒にいた。

爆睡男は一通りなんかメールかなんか誰かに送った後

私の方をじっと見た。

ユナ「！」

「あの・・起こしてくれてありがとう。」

うっわ・・

すごい美青年じゃないか(汗)///

ユナ「いえ。」

「あなたも乗り過ごしたの？」

も、って

いやいや

違う。

ユナ「あ、、、まぁ？」

「高校生？」

ユナ「あ、、、まぁ。」

こんなイケメンと話せているのに・・・

コミュ力

ゼロ(汗)

自分をのろった(汗)

「俺、○○大学のチョン・ジョングクです。

俺、

最近眠っちゃうと起きれなくて(笑)

・・・助かりました。」

○○大学！有名大学！！

この人

頭いいんだ・・・

イケメンでインテリとか

完璧かよ(汗)