サプリメント・ストーリー vol.1 (ページ17)

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ある日

私は学校にいた。

突然
知らない番号から電話がかかってきた。

掃除の時間だったから
ほうきを置いて

しつこくかかる電話にでた。

電話『もしもし？警察です。』

！！！！！！？

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私は

学校を早退し

必死に走っていた。

病院につくとすぐに

受付にがっついた。

ユナ「ここに入院している

チョン・・・

チョン・ジョングクさんはどこですか！！？」

受付「ご家族のかたですか？」

ユナ「親しい・・

友人です！！」

受付「あいにく現在ICUに入っていらっしゃいます。

面会は・・・」

ユナ「・・・！！！

彼は・・・

彼は・・・

助かるんですか！！？」

受付「落ち着いてくださいね？お気持ちはよくわかります・・・」

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ジョングクさんが

いなくなってしまうかもしれない・・・？

ジョングクさんと一緒に生きてきた

私の人生も

この先の

ひとりじゃ怖くて歩けない未来も・・・

なくなる・・・・？

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ジョングクさんは
ダンス教室に向かう電車の中で
具合悪そうにしていた隣の男の乗客に話しかけた。

それなのに

なぜか

その男が逆上・・・

ジョングクさんの意識がなくなるまで

なぐり続け・・・

ジョングクさんは

スマホを持ったまま駅のホームで倒れていたところを

駅員さんに助けられた・・・

という周囲の証言。

持っていたスマホに

私の電話番号----------

ダイヤルしようとして

----------力尽きていた。

警察がその番号の相手として
私に電話をかけてきたのだ。

意識を失う直前

こんな「私」に電話をかけようとしてくれたなんて--------。

衝撃だった。

それより

どうして

ジョングクさんが殴られているのに

みんな見ているばかりで

止めてくれなかったの！！？

私の
大切な人が

--------見殺しにされるなんて。。。。

そんな世の中なんて---------。

絶望と
悲しみの中で

私は泣くことすらできなかった。