は・じ・め・て【2】 (ページ28)

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・JK目線・・・ページ28

アレルギー体質の僕。

何に反応しているのか
時々喘息やクシャミがひどくなる。

鼻炎も多分なにかのアレルギー。

僕にとっては最大のコンプレックスだ。

身体の弱い男なんて
嫌でたまらない。

強い男になりたくて
格闘技や
ジョギングなんかをやるのが趣味になって。

しばらく体調は良かったのに。

Aちゃんにせっかく会うこの日に限って

身体の調子が悪い。

でも
会いたい------。

今
プッシュしなきゃ。

キム・テヒョンって男にとられてしまう…。

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無理をおしてAちゃんに新年の挨拶に。

冷たい風がアレルギーを悪化させたのか
くしゃみが出る僕を気遣って
Aちゃんが優しくしてくれる。

アレルギー、

ありがとおおおお(笑)

はじめて自分の虚弱体質に感謝した(笑)

A「これね、柑橘類がよく合う紅茶。」

そう言って僕を見上げて
笑ってくれる。

ここはスーパーマーケット。

ただのスーパーでこんなにときめいたことはない(笑)

ジョングク「へえ。

詳しいね。」

A「はちみつも入れたいね。

どれにしようかなぁー…。」

Aちゃんと一緒なら

どこへ行っても

僕は幸せだよ・・・。

と、
ふと目に入った。

あ、

ユンギさん！

間違いない。

ジョングク「ユンギさん？」

聞こえなかったのかな。

ユンギさんは振り返らず
そのまま行ってしまった。

A「ユンギさん、、いたの？」

Aちゃんがなぜか
不安そうな顔で僕に尋ねた。

ジョングク「うん。

聞こえなかったみたい？」

A「気づいていた？

私たちに？」

ジョングク「まさか。

気づいていて

無視はしないでしょう(笑)」

なぜだろう。

Aちゃん、

とても不安そうだった。