は・じ・め・て【1】 (ページ36)

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それからしばらく時は流れ・・・

１2月も半ばで冬休みも近づいてきた。

私はテヒョンオッパと一緒にバス登校を続けていたけれど・・・

「はじめて」を経験しかけた、あの夜以来
テヒョンオッパの家に行くことはなかった。

朝、
バスに一緒に乗って

時々

にっこり笑顔で

私の手を握ってくれたり・・・

お互いの趣味を話したり

今度、あそこ行ってみようよーとか話す。

その「今度」の多くは
テヒョンオッパの「忙しい」って理由で
実現できてなかったけど。

それでも十分幸せだった。

でも
私とテヒョンオッパは

どちらも「付き合おう」って言ってなかった。

-------私達、

付き合ってるのかな？

テヒョンオッパは

私に恋愛感情を持ってくれているのかな・・？

私
こういうのハッキリしたい性格(汗)だったかな

最初は
彼女がいるかどうかも知るのが怖くて

知ったらこの「夢」が消えてしまう

消えるくらいなら

うやむやにしてでも
一緒にいたいって思っていたのに・・・

私はテヒョンオッパの言う通り

「欲張り」になった。

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A「・・・あ。」

今日はテヒョンオッパは

「外せない用事」で一緒に帰れないと連絡がきていた。

実はきになる
はずせないようじ・・

なんだろう・・・。

そこへタイミングよく届いたのは

・・・久しぶりの
ジョングク君からのメール。

件名：お久しぶり(＞_＜)

本文：元気にしてた？

久しぶりにお茶でも飲みにいかない？

ジョングク君。

１ヶ月ぶりくらい。

別に会ってもいいなって思ったから、
いいよーって返事した。

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最近オープンしたパンケーキ屋さん。

ここで待ち合わせ。

お店で待っていたら。

見覚えあるはにかみ笑顔で
こちらへきた。

私

-----( ﾟДﾟ)

びっくりしちゃった・・。

A「ジョングク君・・？よね？？」

ジョングク「おまたせー！

先に注文しててよかったのに！」

久しぶりに会ったジョングク君は
間違いなくジョングク君だったの。

でも・・

A「え・・」

見違えるほど

イメチェンしていた！！！＼(◎o◎)／！